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ご挨拶

 2019年に発生した新型コロナウィルスにより全世界が不自由な生活を強いられておりますが、邦友会員の皆様にはお元気でお過ごしのことお慶び申し上げます。

 2020年の東京オリンピック・パラリンピックは一年遅れてほぼ無観客で開催されました。邦友会は2020年が発足60周年でございましたが、祝賀会はじめ企画していたイベントは開催できませんでした。そのような中で「邦友プロムナード49号・50号」の60周年記念号を発行できたことはとても良かったと思っております。49号は卒業全回生に見開き2ページに執筆していただき、50号は各職場の邦友会、地域の邦友会と部活の各クラブに書いていただきました。この両号で駒場東邦の縦と横の活動が網羅されたのではないかと思っております。邦友会の会員相互交流の一助になれば嬉しく思います。

 邦友会では旧教職員の方々にも「邦友プロムナード」をお送りしておりますが、今年発行致しました52号に対して学校創立時から5年間英語を教えられ、その後明治大学教授になられ現在は名誉教授であられる近藤正毅先生から「駒東の卒業生が世界で活躍、各方面で一流の専門家になっているのを頼もしく、いつも夢のような気分になります。私立の高校でこれほど元気のいい、豊かなOB会があるのは他にないのではないか」との嬉しい励ましのお葉書をいただきました。

 駒場東邦において、一昨年は卒業式も入学式も先生方と生徒だけでこじんまりと行わざるを得ませんでした。昨年の卒業式は一昨年と同じ形態でしたが、入学式は密にならないように二回に分けて保護者にも列席いただきPTA会長と邦友会会長が祝辞を述べました。今年も卒業式はこじんまりとした開催でした。入学式に関してPTA会長は所用がおありで列席できませんでしたが、邦友会会長は列席して祝辞を述べました。しかし、本来のように法人理事長や法人幹部の方々のご列席もなく、生徒さんには本当に可哀想でございました。

 一昨年、昨年は同期会、地域の会合、職場の会合、部活OB会は開催を控えなければなりませんでした。邦友会に報告いただいた昨年の会員同士の親睦会は6つだけで、そのうちの5つはオンライン開催でした。邦友会総会は二年にわたり活動報告書の配布による書面での報告でした。今年は何とかリアルで開催出来ましたが、総会後の懇親会は控えざるを得ませんでした。今期は会員同士の会が開けるようになって欲しいと思っております。
 かなり下火にはなってまいりましたが未だコロナウィルスが収まっておりません。会員の皆さまのご健勝とコロナやウクライナ戦争による不安定な世界情勢に負けずに皆さまがご活躍されることをお祈り申し上げます。

邦友会会長 杉浦滋彦